一四 キリスト者の家庭
キリスト者の家庭では、不満や、ぐちや、人の悪口などは聞かれません。神に対する恐れと感謝、隣人に対する親切の溢れる空気の中で、子供は教育されていくのです、それは、生ける主が、家庭の中に臨在されるからです、そこでは、何が起こっても、まず感謝が捧げられます。「何が起こっても」です。そして、神の恵みの御支配に対する信頼は、一層確かなものにされていきます。神の守りがあったからこそ、その程度ですんだのだと気がつきます。またその痛い出来事を通してなされる神の御警告を、謹んで聞くことができるのです。しかし、そのような家庭で育てられた子供にも、罪の性質は残っておりますので、十字架の血潮によって、潔められていかなければならないのです。
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